胃十二指腸潰瘍とは胃や十二指腸の粘膜が傷つけられ、粘膜や組織の一部がなくなってしまう病気です。以前まではストレスや喫煙等の生活習慣により引き起こされると考えられていましたが、最近はピロリ菌による感染が多くなってきております。
胃十二指腸潰瘍の症状
胃十二指腸潰瘍の症状として最も多いものは腹痛です。腹痛の中でも胃潰瘍はみぞおちのあたりの痛むことが特徴で、十二指腸潰瘍は右上腹部や背中が痛むことが特徴です。痛み方は重苦しい痛みからずきずき痛むものまで症状によって様々ですが、痛みがあまり感じないからといって進行していないとは限りません。胃や十二指腸に穴があいてから痛みを感じる方もいます。
腹痛のほかに胸やけや吐血、嘔吐等を訴える方もいます。
胃十二指腸潰瘍の検査
胃十二指腸潰瘍の検査はX線検査か内視鏡検査で行います。
胃十二指腸潰瘍の治療方法
ピロリ菌に感染している場合も感染していない場合も基本的には薬物療法を行っていただきます。他に喫煙をされている方は再発の可能性が高まるため禁煙をお勧めさせていただきます。