胆石症について|阪南市 泉南市 岬町の内科 消化器内科 馬野クリニック | 腹痛 発熱

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胆石症について

胆石症とは肝臓や胆のう(肝臓の右下部分にあり、脂肪を消化する胆汁を蓄える働きをする)、胆管(肝臓の右下部分にあり、脂肪を消化する胆汁を蓄える働き)に石ができる病気のことです。胆石の主成分はコレステロールなので、胆石のできる最大の原因はコレステロールの増加です。

成人の10人に1人の割合で胆石症にかかると言われている病気なので、だれでもかかりうる可能性はあります。また、胆石は少しずつ大きくなるため中高年の方は要注意です。 胆石の場所によって名称が異なります。胆管にできるものを胆管結石、肝臓の中の胆管にできるものを肝内結石、胆のうにできるものを胆のう結石と呼んでいます。

胆石症の症状

代表的な症状は腹痛です。胆石発作と言われており、脂肪の多い食事をしたあとに起こることが多いです。
痛みかたは人それぞれで、重い感じのする痛みから我慢できないほどの強い痛みを感じる方もいます。
痛む場所はみぞおちのあたりが多く、胃が痛いと思う方も多いですが、実は胆石症だったということもあります。

胆石症の検査

胆石症の検査として超音波検査やエコー検査で一般的に行います。さらに詳しく調べる場合は内視鏡やCTスキャンもあります。

胆石症の治療方法

症状のない方は基本的に手術のする必要はありませんが、痛みや発熱がある場合は手術をお勧めさせていただきます。
胆石症の手術は胆のうごと切除する必要があります。
一度胆石ができた胆のうは取り除いた後もできやすいので、胆石を取り除くだけではなく切除する必要があります。